物流ニュース 2月2010年

24/02/10 航空貨物で280万ドル相当のコカインを密輸した男を逮捕−連邦警察
24/02/10 カンタス航空貨物部門の今年度上期の売り上げが前年同期比19%減
24/02/10 日本の物流業者センコー(株)が豪州に現地法人を設立
24/02/10 重油流出事故の清掃費用のために船舶への賦課金を値上げ−連邦政府
24/02/10 今年度第3四半期までの利益が7.6%減 − NZメインフレイト社
17/02/10 コスタ・ロジスティックスがシンプロット社の3PL契約を獲得
17/02/10 昨年12月の欧州から豪州向けのコンテナー量が23.8%増
17/02/10 航空貨物でヘロイン7.9キロの密輸を企てた男2人を逮捕−豪税関
10/02/10 ジャガー・ランドローバーと豪州/NZ向けの輸送契約を更新−WWL
10/02/10 昨年の豪州からの輸出航空貨物は17%増加
10/02/10 昨年12月のコンテナー取扱量が10.7%増 − ボタニー港
10/02/10 巨額の石炭輸送ビジネスを失う − クイーンズランド鉄道
10/02/10 米国のサミット・ロジスティック社を買収−トール・ホールディングス
03/02/10 荷主企業2社の倒産で港湾の取扱量が激減−西オーストラリア州
03/02/10 有害物質DEHPを含んだ玩具やベビー用品の販売を禁止
03/02/10 港湾や空港の従業員への指紋採取を要請 − 捜査当局
03/02/10 違法なレーザーポインターの輸入が急増 − 豪税関

                                                              

02月24日2010年 航空貨物で280万ドル相当のコカインを密輸した男を逮捕−連邦警察
  シドニー在住の32歳の男が、航空貨物でオーストラリアにコカインの密輸を企てた容疑で、今日シドニー中央地方裁判所に出廷する。 
  2月15日、税関職員はナイジェリアから航空貨物で到着した貨物を不審に思い検査した。 4個の箱のなかにはダンプリングの生地(Dumpling Dough)が入っており、丸まった生地のなかにプラスティックの袋に入ったコカインのような白い粉を発見した。 その後この貨物は連邦警察に渡され、更に詳しい検査をしたところ、この白い粉はコカインと判明し、総重量8キロで末端価格が280万ドルであることが分かった。 連邦警察は捜査の結果、この男を逮捕した。 大量のコカインの密輸は最高無期懲役の刑となる。 (Source: Australian Customs Service, 19/02/10 "Man arrested for importing $2.8 million of cocaine")
02月24日2010年 カンタス航空貨物部門の今年度上期の売り上げが前年同期比19%減
  カンタス航空の貨物部門の今年度上期(7月-12月2009年)の売り上げが、前年同期より19%(9,600万ドル)減少した。 これはおもに世界的な金融危機の影響によるものである。 供給輸送量の削減の影響は、ロードファクターの向上によってカバーされた。 供給輸送量が6%減少したにもかかわらず、ロードファクターは4.7%増加した。 
  Qantas Freightの今年度上期のEBIT(税引前当期利益に支払利息を加算したもの)は1,700万ドルで、これは前年同期と比べて3,200万ドル減少している。 3,200万ドルのうち1,600万ドルはオーストラリア・ドル高の影響のためである。 そして2008年11月から始まった航空貨物市場の低迷が、今年度上期にも影響した。 景気の低迷が貨物量と貨物運賃にも影響を与えたが、12月にはアメリカの消費者の購買意欲が高まり、それによって小売業者が在庫を持つようになり、貨物量は増加した。 (Source: T&L News, 18/02/10 "Qantas stays in the black")
02月24日2010年 日本の物流業者センコー(株)が豪州に現地法人を設立
  日本の物流業者のセンコー株式会社が、オーストラリアに現地法人を設立し、5月から住宅の資材調達から施工現場納入までの住宅物流サービスを一貫で提供することになった。 
  これは積水ハウスがオーストラリアで分譲戸建て住宅などを製造・施工・販売されるのに伴い、センコーが物流業務を一貫受託するもので、現地法人を設立し、日本と同水準の品質によるサービスを提供する。 
  現地では、輸入資材の通関から工場までの海上コンテナ輸送、工場内作業をはじめ、出荷時の邸別ピッキング、工場から施工現場への配送までを一貫して行う。 
  今回の現地法人設立で、センコーの海外法人は10 法人となる。
 
【現地法人の概要】
(1)会社名 : Senko Logistics Australia Pty Ltd.(センコーロジスティクス オーストラリア)
(2)設 立 : 2010 年1 月29 日
(3)営業開始 : 2010 年5 月1 日予定
(4)資本金 : 30 万AU$
(5)出資構成 : センコー(株) 100%
(6)所在地 : 6 Macdonald Road, Ingleburn NSW 2565 (ニューサウスウェールズ州イングルバーン市)

(Source: Senko Media Release, 18/02/10 "オーストラリアに現地法人を設立、海外で住宅物流を展開")
02月24日2010年 重油流出事故の清掃費用のために船舶への賦課金を値上げ−連邦政府

  連邦政府は、クイーンズランド州で起こった最悪の環境大惨事の清掃費用を捻出するために、船会社への賦課金を引き上げる。 
  連邦政府のアンソニー・アルバニーズ運輸相は、昨年3月に"パシフィック・アドベンチャラー号”による重油流出事故の清掃費用を捻出するために、海洋保護賦課金(Protection of the Sea Levy)を一時的に値上げすると発表した。 
  昨年3月11日、サイクロン”ハミッシュ”による悪天候で、貨物船の"パシフィック・アドベンチャラー号”から31個のコンテナーが海中に落下した。 その際いくつかのコンテナーが船体に穴を空け、27万リットルの重油が流出し、クインズランド州南部の砂浜に漂着した。 賦課金は登録されている船のトン数の1トン当たり3セント上乗せされて、14.25セントとなる。 
  アルバニーズ運輸相は、「今回の値上げの検討は、昨年8月"パシフィック・アドベンチャラー号”の所有者のスワイヤ・シッピング社が重油流出の賠償金として2,500万ドルを支払うことに同意した時から始まった。 しかし、スワイヤ・シッピング社が法的な賠償額の支払いに同意したものの、実際の清掃費用の3,100万ドルよりは下回っている。 国民の税金がこのような清掃費用に使われるべきではなく、 清掃費用の差額を捻出するまで、少し賦課金を値上げする」と声明で発表した。 
  海洋保護賦課金(Protection of the Sea Levy)は、船の全長が24メートル上で、燃料や貨物の積み荷として10トン以上の重油を搭載している船舶を対象にしている。 この新しい賦課金は4月1日から適用される。 (Source: AAP, 19/02/10 "Shipping companies to pay for Qld spill")

02月24日2010年 今年度第3四半期までの利益が7.6%減 − NZメインフレイト社

  ニュージーランドの大手貨物業者メインフレイト(Mainfreight)社は、今年度の4月から12月までの9ヶ月間の利益が前年同期と比べて7.6%減少したが、第3四半期だけを見ると収入と利益は増加したとしている。 
  同社は9ヶ月間の純利益を2,726万NZドルと計上し、収入は15.2%減の8億4,227万NZドルとしている。 これには為替差損の16.6%は含まれていない。 同社のドン・ブレイド社長は、「明らかな市場の回復は依然不透明で、引き続き注意が必要である」と話した。 (Source: Aircargo Asia Pacific, 18/02/10 "Mainfreight sees 'fragile' recovery") 

02月17日2010年 コスタ・ロジスティックスがシンプロット社の3PL契約を獲得

  多国籍企業で大手食品・農業ビジネスのシンプロット社が、チルド食品の拡大戦略を始めるにあたって、オーストラリアの大手サード・パーティー・ロジスティック企業のコスタ・ロジスティックス(Costa Logistics)社と契約した。 シンプロット社の新しいフレッシュ・パスタとソースはビクトリア州のBendigoとFootscrayで生産され、小売店へ配送される。 
  同社のナショナル・ロジスティック・マネージャーのダニー・メロン氏は、「今まで、フレッシュ・パスタとソースの配送はバラバラで行なわれており、効率が悪かった。 我々はこの問題を解決するために、大量の生鮮商品を扱い、迅速な対応の実績があるコスタ社を選んだ。 コスタ社のチルド・サプライ・チェーンにより、パスタやソースの少量のオーダーから大量のオーダーまで、我々の工場から引き取って、顧客まで配送することが可能となる」と話した。 
  コスタ社はシンプロット社に代わって、20ヶ所ある顧客へ毎週約1万箱の商品の配送をすることになる。 (Source: Costa Logistics, Media Release, 09/02/10 "Simplot selects Costa Logistics for national chilled supply chain solution")

02月17日2010年 昨年12月の欧州から豪州向けのコンテナー量が23.8%増
  欧州定期船事務組合(ELAA : European Liner Affairs Association)の最新の統計によると、昨年12月のヨーロッパからオーストラリア/オセアニア向けの海上コンテナー(ドライとリーファーを含めたTEU単位)の輸送数が、前年同月の3万6,425個から23.84%増えて4万5,110個になったと発表した。 
  一方、12月のオーストラリア/オセアニアからヨーロッパ向けは、前年同月の1万6,255個から16.93%減少して1万3,503個となっている。 昨年通年では、サウスバウンドが前年の43万4,927個から11.42%減少して38万5,240個になり、ノースバウンドは前年の20万2,348個から9.87%減って18万2,380個となった。 (Source: ELAA asbl, "Australia & Oceania Trade Volumes Estimated")
02月17日2010年 航空貨物でヘロイン7.9キロの密輸を企てた男2人を逮捕−豪税関

  シドニーの男2人が、木製の鳥のなかにヘロイン7.9キロを隠して所有した容疑で逮捕された。 
  20才のニュージーランド国籍の男は明日パラマタ裁判所に出廷し、17才の男も逮捕された。 今回の逮捕は、先週郵便による麻薬の密輸をターゲットにした連邦警察と税関の共同作業によって実現した。 2月9日、税関はタイからシドニーに航空貨物で到着した8個の箱を検査したところ、麻薬を発見し、連邦警察に通報した。 連邦警察が科学的な検査を行なった結果、264個の木製の鳥の中から合計7.9キロのヘロインを発見した。 捜査の結果、2月12日に麻薬の密輸容疑で男2人を逮捕した。 麻薬の密輸の最高刑罰は終身刑となる。 (Source: Australian Customs and Border Protection Service, 13/02/10 "Two men charged after heroin seizure")

02月10日2010年 ジャガー・ランドローバーと豪州/NZ向けの輸送契約を更新−WWL
  ワレニウス・ウィルヘルムセン・ロジスティックス(Wallenius Wilhelmsen Logistics= WWL)は、ジャガー・ランドローバー(JLR)とのイギリスから北アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド向けの車両運搬契約を更新した。 
  WWL UKのジョン・スピークマン社長は、「今回の契約更新は我々にとって大変重要である。 厳しい経済環境の中で、世界で最も名声が高い自動車ブランド2社との関係をさらに強化できる。 我々は1980年代からジャガーとランドローバーと緊密に協力してきた。 今回の長期に渡る契約の更新で、我々とJLRとの共同でロジスティック・サービスの品質向上を強化できる」と話した。 
  今回の契約で、WWLは2010年にジャガーとランドローバーの車両4万5,000台以上を、サザンプトンからアメリカ(バルティモア、ブランズウィック、ポート ヒューニーメ)、カナダ(ハリファックス)、オーストラリア(フリーマントル、メルボルン、ポート・ケンブラ)、ニュージーランド(オークランド)に輸送する。 (Source: T&L News, 05/02/10 "WWL renews contract to ship Jaguar and Land Rover cars")
02月10日2010年 昨年の豪州からの輸出航空貨物は17%増加
  昨年12月はオーストラリアの航空貨物業界にとって、輸入量も輸出量もトレンドラインを超えて、好調の恩恵を満喫できる結果となった。 
  コンサルティング会社のマリトレード社の統計では、12月のオーストラリアからの航空貨物による輸出量が2万5,000トンとなり、トレンドラインの2万2,000トンを越えた。 また輸入量も3万5,000トンとなり、トレンドラインより2,000トン上回った。 
  同社のデビッド・ベンダル取締役は、「輸入と輸出が増えたのは通常に戻ったということである。 特に、輸入は世界的な金融危機で大きな打撃を受けていた。 12月の輸出量はメルボルンから大量の生鮮貨物が動いた前年同月と比べると減少したが、昨年1年間のオーストラリアからの航空貨物による総輸出量は15万3,000トンで、前年より17%増加している。 12月の輸入量は前年同月の2万7,000トンより30%近く増えている。  しかし、昨年1年間の総輸入量は、機械、電気器具、衣料、カメラ、機器の減少で、前年割れをしている」と話した。 (Source: MariTrade, 09/02/10 "Airfreight Exports Update")
02月10日2010年 昨年12月のコンテナー取扱量が10.7%増 − ボタニー港
  2009年12月のシドニーでのコンテナー取扱量が17万6,000個を越えた。 12月のボタニー港の取扱量は過去最高で、前年同月と比べて10.7%増加した。 
  シドニー港湾公社のグラント・ギルフィランCEOは、「昨年7月から12月までの6ヶ月間のボタニー港のコンテナー取扱量は99万3,000個(TEU)となり、前年同期比で0.8%増となり記録を更新した。 我々はボタニー港とニューサウスウェールズ州のほかの港のこの前向きな表れを歓迎している。 海外の経済はまだ十分に回復しておらず、今年度の下半期の業績に影響するかもしれない。 12月のコンテナー取扱量では、輸入コンテナーが16.2%増えており、おもな輸入元は東アジアが47%、東南アジアが15%、ヨーロッパが14%となっている」と語った。 
  昨年12月の輸入コンテナーの商品別では、ビール、蒸留酒、ミネラルウォーターを含めた飲料が13%増え、携帯電話、プリンター、コピー機を含めたその他の製品が5.5%増え、セメント、セラミックタイル、ガラス製品などの非金属鉱物99.3%増加した。 昨年7月から12月までの6ヶ月間の輸入コンテナーは49万6,000個(TEU)となり、前年同期より1.3%増加した。 輸出コンテナーは同6ヶ月間で22万3,000個(TEU)で、前年同期より0.4%増加している。 輸出商品別では穀物が59.8%、非鉄類が31.4%、古紙が1.9%とそれぞれ増加しhている。 (Source: T&L News, 05/02/10 "Port Botany container trade growth continues in December")
02月10日2010年 巨額の石炭輸送ビジネスを失う − クイーンズランド鉄道

  クイーンズランド州政府は、同政府が所有するクイーンズランド鉄道(QR)がMacarthur Coal社の2億5,000万ドルの石炭輸送ビジネスを失ったが、心配はしていないとしている。 
  クイーンズランド州中央部にあるMacarthur Coal社が保有するCoppabella鉱山とMoorvale鉱山からの700万トンにおよぶ石炭は、ビクトリア州に本社があるアシアノ社とパシフィック・ナショナル社・グループによって港湾まで輸送される。 このニュースは、クイーンズランド州政府が負債の返済の為に、クイーンズランド鉄道を証券取引場に上場して売却する準備をしている最中に入ってきた。 
  しかし、同政府のアンドリュウ・フレイザー財務担当は、「今回のことはクイーンズランド州の鉄道事業において、競争が活発に行なわれている証拠である。 最近クイーンズランド鉄道はニューサウスウェールズ州でのいくつかの重要な契約を獲得した。 得ることもあれば失うこともあるということである」と話した。 (Source; ABC, 05/02/10 "QR loses business to arch rival Pacific-National")

02月10日2010年 米国のサミット・ロジスティック社を買収−トール・ホールディングス
  トール・ホールディングスは、アメリカの貨物業者サミット・ロジスティックス(Summit Logistics)社を約8,000万ドルで買収した。 
  サミット社は、北アメリカと中国間の太平洋路線での海上貨物サービスを提供しており、年間の売り上げ額は30億ドルとなっている。 その他に全体の収入の30%を占めるのは、アメリカ国内の貨物輸送やロジスティック・サービスでの収入である。 
  トールのポール・リトル社長は、「長年、アメリカ企業の買収の調査を行なっており、今回の買収はトール・グループの国際輸送マーケットにとって重要なものである。 太平洋路線でのパイプを太くすることは、アメリカの顧客に対して価格競争力を付ける重要な要因である。 そして、サミット社がToll Global Forwardingに統合されることは、トールのアメリカでのサプライ・チェーンの能力を向上させるものである」と語った。 (Source: AAP, 03/02/10 "Toll buys US freight forwarder for $80m")
02月03日2010年 荷主企業2社の倒産で港湾の取扱量が激減−西オーストラリア州
02月03日2010年 有害物質DEHPを含んだ玩具やベビー用品の販売を禁止 
02月03日2010年 港湾や空港の従業員への指紋採取を要請 − 捜査当局
  捜査当局から連邦政府への推奨によって、オーストラリアの港湾や空港で働く人たちからの指紋の採取が強制されるかもしれない。 
  フェアファックス系の新聞紙は、この変更でオーストラリアの港湾や空港で働く20万人の従業員へのテロリストや犯罪者の侵入を防ぐことが出来る可能性があると報道している。 捜査当局は国会の質問に対して、港湾や空港など重要な施設に出入りする人々の経歴を、今までは名前で調べていたが、指紋によっても確認作業が出来ると語った。 そして、新しく空港保安身分証明書(ASIC : Aviation Security Identification Card)や港湾保安身分証明書(MSIC : Maritime Security Identification Card)が発行される際にも、指紋の検査を従業員は受けることになるとしている。 (Source: AAP, 01/02/10 "Fingerprint ID for port, airport workers")
02月03日2010年 違法なレーザーポインターの輸入が急増 − 豪税関
      
  連邦政府のブレンダン・オコナー内務相は、「過去6ヶ月間に6,000個に近いレーザーポインターが押収されており、税関はオーストラリアに違法なレーザーポインターが持ち込まれれば、$110,000までの罰金になると警告している」と発表した。 
  郵便や航空貨物によってオーストラリアに入ってきた違法なレーザーポインターの押収が急増している。 2008-09年度(2008年7月-2009年6月)の1年間で6,518個のレーザーポインターが押収されたが、昨年7月から12月までの6ヶ月間ではすでに5,875個が押収されている。 
  オコナー内務相は、「レーザーポインターを海外からオーストラリアに持ち込んだり、インターネットでオーダーするときは、法を犯すリスクがあることを認識する必要がある。 正当な許可なくしてレーザーポインターを持ち込もうとする者は、押収されて廃棄されることで金を無駄にすることとなり、本人も告訴される」と話した。 (Source: Australian Customs and Border Protection Service "Massive increase in the seizure of illegal lasers')